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切り絵アーティスト 垂耳(たれみみ)

生年月

1998年9月

出身地

福島県田村市

障がい種別

精神疾患

はなのころナンバー

No. 34。2025年3月に加入。メンバー34人目の24期生。

切り絵歴(2025年3月現在)

11年

切り絵の得意な表現

虫をモチーフにすることが多い

切り絵以外の趣味・特技

読書とゲーム

生きにくいこと

お金が貯まらない

アピールポイント

カラーイラストも練習したい

創作活動を続けていくこと

垂耳は昨年の「はなのころチャリティー作品展」で、メンバー候補生として切り絵作品「カブトムシ」を出展していました。1枚の紙を緻密に切り抜いて仕上げる切り絵は、切り方をミスすると失敗作になってしまうため、並外れた根気と集中力が求められる表現。「カブトムシ」は切り込みが難しい細かいカブトムシの爪先までも巧みに表現され、切り絵作家からもその技術と集中力を絶賛されていました。それまで制作意欲もわいていなかったような話も聞いていましたが、同作品展でその作品の買い手も現れ、いいご報告ができました。

その後、メンバーになるため作品を仕上げる課題を提案。垂耳の心は創作したいと動き、一切り一切り、数カ月間切り絵と向き合って新作「カガチ」を完成させてデビューに至りました。

元々は左右対称の虫の切り紙を作るのが好きだったようで、それを見た美術の先生から切り絵を勧められて始めたといいます。紙を切り抜く過程で少しずつ絵としての完成を実感できるのが好きと語ります。夢は「創作活動を続けていくこと」。