ABOUT US

ACTIVITY

2023.08.17 ショップ 「いわきオートキャンプ場DAN〜煖〜」(福島県いわき市)で出店
2023.08.10 ショップ イベント「こども縁日 おかえりなさい、ふくしま」(福島県いわき市)に出店
2023.08.06 ショップ コラボ消しゴムはんこ・オンラインショップで販売開始
2023.08.05 メンバー 24人目のメンバー・青山颯が加入
2023.08.04 メンバー 23人目のメンバー・櫻林健児が加入
2023.07.29 ショップ イベント「ミニミニマルシェ」(福島県いわき市)に出店
2023.07.27 メンバー 22人目のメンバー・niwaが加入
2023.07.26 ショップ 新作グッズのマグネット発表
2023.07.25 ショップ グルーデコ作家・lara_five5(福島県いわき市)さんとのコラボアクセサリー発表
2023.07.22 ショップ 「うさぎかかし」とコラボ「虎」の新作Tシャツ・トートバッグのオンライン販売開始
2023.07.17 ショップ 老舗旅館「古滝屋」1階のはなのころグッズコーナーをリニューアル
2023.07.15 ショップ イベント「とまとまつり」(福島県いわき市)に出店
2023.07.13 ショップ ギャラリー アーティストMANAさん(札幌市)とのコラボデザインのTシャツとトートバッグ発表
2023.07.13 ショップ がま口工房「naco」(福島県いわき市)さんとの新作コラボデザイン発表
2023.07.10 ショップ 消しゴムハンコ屋「stampLily」(福島県いわき市)さんとのコラボグッズ発表
2023.07.06 ショップ カフェ「ピッケニッケ」(福島県いわき市のいわきアリオス内)で作品の展示開始
2023.06.28 ショップ ゆずゐが描き下ろしの絵画4作品を納品
2023.06.21 メンバー 21人目のメンバー・小野広美が加入
2023.06.11 ショップ イベント「土地・建物住まいの相談会」(福島県いわき市)に出店
2023.06.08 ギャラリー 老舗旅館「古滝屋」(福島県いわき市)の展示作品を入れ替え・7回目

PHILOSOPHY

障がい者の夢を咲かせる。

MISSION

理念実現のために障がい者の
はなのころ シンボルロゴ 「好き」を見つけ、大切に育てます。
はなのころ シンボルロゴ 「得意」を社会につなげ、価値を創出します。
はなのころ シンボルロゴ 「できる」を伝え、成長の体験を共有します。

THOUGHT

はなのころは「障がい者の夢を咲かせる」活動をしています。障がい者が秘めている「好きな事」のタネを見つけ、大切に育てて「得意」の芽に成長させます。その育てた「得意」の芽をもっともっと伸ばすには、はなのころの力だけでは及びません。ですので、この芽を一緒に伸ばすチャンスをつくっていただける企業・個人につなげ、ともに社会に新たな価値を創出します。そうした「できる」の花を開かせた模様もお伝えすることで、皆様に障がい者の成長を感じてもらい、ともに喜べる体験をお届けします。「好きな事」で「得意」を発揮できる舞台を創り、「できる」を社会に伝えることで皆様と一緒に障がい者の夢を咲かせる。

たとえそれぞれがいびつな花でも、「好きな事」に夢中になり、ゆっくりとありのままひたむきに咲く花を皆さんが美しいと思ってくれると信じています。

NAME

はなのころ

「はなのころ」は、「花(さくら)が咲く時」を意味する春の季語です。障がい者が一人でも夢を咲かせる時を信じて活動しています。

MESSAGE

私が31歳で退職して次なる目標を目指していたころ、おじが肺炎になって病院にお見舞いで通った時期がありました。2013年の冬でした。おじは私が生まれたばかりのころに精神障がいを患い、それから30年以上ずっと病院で生活していました。社会から閉ざされた空間で人生の後半を過ごしていました。

私は大人になるまでおじの存在を家族から聞かされることはありませんでした。昔の田舎の一般的な価値観だったのか、親族に精神障がい者がいるのを周りに知られると私が偏見の目で見られ迷惑を掛けると恐れ、家族は黙っていたのでした。私が子どものころ、父親に連れられて病院に行った記憶があります。待合室で待たされ、遠くで父親が誰かに会っていた影がおじだったと気付いたのも大人になってからでした。

看病に行った時、おじと会ったのはほぼ初めてに近い、数回目の対面でした。おじは遠くに海の見える静かな病室で横になっていました。私がどんな仕事に就いていたのかも知っていて、姉のことも家族のことも我々の人生の歩みを陰ながら喜んでいました。私は退職したのを言えず、東日本大震災で避難していた家族のことを話し、みんな元気にしていると伝えるとホッとしていました。「やってほしい事があれば言ってください」と伝えました。

次に看病に行くとおじは両手をベッドに縛られていました。点滴の管を外そうとするのがすぐに分かりました。酸素マスクをしたおじは苦しそうに呼吸をしていました。「水をくれ」と懇願されましたが、「看護師に止められているから無理なんだ」と断りました。すると縛られた手を必死に動かし「家に帰らせてくれ」と、ベッドサイドの棚の引き出しの中にある鍵を取るように訴えてきました。どうしていいか分からなくなり、暴れ出したおじに「何もできなくてごめんなさい」と告げて慌てるように帰りました。

看病に行くたびに病状は悪化し、酸素マスクの酸素量は増え、反応も無くなっていき、1カ月後に亡くなりました。結局おじが訴えた「やってほしい事」を、水も飲ませられず、家に帰らせてやることも、私は何もしてやれませんでした。閉ざされた空間で30年以上過ごしたおじに、なぜ人生の最後ぐらい外の世界で好きな事をやらせられなかったのだろう。障がい者に出会うたび、そのような後悔の念が思い返されます。

「好きな事を思いっきりやって、社会で夢をかなえてほしい」。それが私の願いです。縁があった障がいメンバー2人と2020年4月に「はなのころ」をスタートさせ、1人でも多くサポートできるよう、持続的に運営できるよう、少しずつ活動の輪を広げています。私は福祉の専門家ではなく、大きな事業運営の経験もなく、非力で至らない点もあるかと思いますが、どうか皆様のご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

2021年12月1日

はなのころ代表 西山将弘
1981年生まれ。福島県いわき市出身。磐城高卒、明治大学政治経済学部卒、新聞社を退職後、イギリス・リーズ大学大学院MSc Enterprise修了。その後、いわき市内の医療法人で広報として4年間働き退職。趣味は走ること(フルマラソン自己ベストは3時間59分01秒)、写真を撮る(被写体は風景や花、街並み)、読書(主に小説。文学賞の受賞歴あり)、お笑い鑑賞(漫才、コント、落語も)。座右の銘は「念ずれば花開く」「たとえ明日世界が滅びようとも、私は今日リンゴの木を植える」。

ABOUT

屋号 はなのころ
活動拠点 福島県いわき市(事務所・事業所なく活動しています)
代表者 西山将弘
活動開始 2020年4月

HISTORY

2020.4.20 障がいメンバー2人と任意団体として活動スタート。グッズ販売を試験的にスタート
2020.10.10 福島県いわき市内の障がい児施設でアート教室を試験的にスタート
2020.10.26 自閉症の小学生メンバーが描くオリジナルキャラ「うさぎかかし」シリーズを発表
2021.4.9 障がいメンバーオリジナルのLINEスタンプ発表
2021.10.7 魅力的な雑貨を作る福祉事業所と商品を紹介
2021.12.1 ホームページがリニューアル。メンバーや福祉事業所の「これができる」をアピールして社会につなげるデザインに。
2022.4.1 はなのころデザイン」スタート
2022.4 絵画の展示・販売活動を開始
2022.6 イベントでのグッズ販売の出店活動を開始
2022.7.14 新聞メディアに初掲載
2022.9 ハンドメイド作家とコラボ雑貨を制作し販売
2022.12 チャリティー作品展を初主催。メンバーの作品販売にも成功。
2023.5 アーティストとコラボ作品を制作
2023.7 「いわきアリオス」内のカフェに作品展示
 

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