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母が伸ばした才能 よっちゃん

生年月

1976年10月

出身地

茨城県北茨城市

障がい種別

自閉症

はなのころナンバー

No.26。2024年1月に加入。メンバー26人目の20期生。

絵画歴

小学生の頃から。最初は電信柱に止まるスズメの絵を描いていた。才能を感じた母親から絵を教わって二人三脚で制作してきた。

絵画の表現

水彩やアクリルでの風景画。見た風景を記憶して描く。家族と一緒に色々な場所に出歩いて風景を見て制作した。

絵画以外の趣味・特技

散歩、ラーメン、100円ショップで買い物

多くの人に作品を見てもらい、喜んでほしい。

受賞歴

「通学路の春」:ナイスハートふれあいフェスティバル2006(茨城県など主催)・茨城県心身障害者福祉協会会長賞

「花火」:ナイスハートふれあいフェスティバル2009美術展一般の部(茨城県など主催)・優秀賞

よっちゃんはかつて、母親と二人三脚で絵を描いていました。母親は絵のプロではございませんでしたが、よく絵を描くよっちゃんの才能を信じて指導。その成果が実り、よっちゃんは2000年代には複数の賞を受賞します。2013年には地元のカフェから声が掛かり個展も開催。親御さんのお話では、市長からのご依頼で似顔絵を描いたこともあったといいます。

ここまで才能を伸ばして将来の道を切り開いてきましたが、母親の体調の悪化もあって活動が停滞。よっちゃんはもう10年近く絵から遠ざかっています。「はなのころ」はこのタイミングで出会いました。絵を見ると、とても温かみのある筆遣いで、どこか懐かしさも感じさせる世界観です。母親が元気の時期に出会って一緒に展示活動したかったですが、志半ばの無念を少しでも晴らせるよう、もう一度よっちゃんの才能を世に出し、1人でも見てほしいと思っています。

よっちゃん展

会期:2024年1月16日(火)〜30日(火)
会場:北茨城市民病院1階(茨城県北茨城市関南町関本下1050)