アタリメ情報6・タンデム自転車で海岸沿い走る・ヨガ交流イベント
福島県いわき市の障がい者サポート団体「ATARiME(アタリメ)」(代表は「はなのころ」と同じ)のヨガ交流イベントが5月10日、同市平豊間地区の兎渡路の家で開かれました。自転車文化発信・交流拠点「NORERU?(ノレル)」のご協力で、二人乗りのタンデム自転車体験もし、視覚障がいの参加者も潮風香る海岸沿いの道を走り「気持ちいい」と笑顔を見せました。
今回2回目となるイベントには、視覚や発達の障がい者、福祉関係者ら合わせて12人が参加。ヨガの講師は、地元のヨガインストラクター・藁谷弘子さん(Re.yoga Lotus)=リ・ヨガ・ロータス=が務めました。後半は「ノレル」のディレクター・権丈泰巳さん(日本パラサイクリング連盟)らスタッフがサポートしました。
この日のヨガはいすに座って体験。背筋を伸ばして呼吸を整えた後、足を組んで足首を回したり、両手を天に伸ばしたり、ゆっくり体をねじったり。自転車に乗るためにストレッチも兼ねた動きを、じっくり丁寧にしていました。終了後はランチで交流。「ノレル」のスタッフも交じり、ゴールデンウイークのお話などで花を咲かせました。
タンデム自転車は2人一緒にペダルをこぎ、後部はハンドル操作を必要としないため障がいの方も自転車を楽しむことができる乗り物です。体験では「ノレル」スタッフが先頭に乗って運転し、参加者が会場周辺の海岸沿いの道を走りました。自転車に乗る参加者はピースで記念撮影に応じて出発。笑顔で戻ってきた視覚障がい者は「気持ち良かった」「潮の匂いがした」などと声を弾ませていました。走行中に会話を楽しめるのもタンデム自転車の魅力で、「『サーファーがいる』と聞いて教えてもらった」と振り返った視覚障がいの参加者は、海の景色を耳と潮風で思い描いていた様子でした。
※ヨガ交流イベント事業はいわき市の「まち・未来創造支援事業補助金」の交付を受けて実施しています。
<タンデム自転車体験のご協力>
いわき自転車文化発信・交流拠点「NORERU?」
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<次回のヨガ交流イベント>
ご興味ある方はご連絡ください。
日時：2023年6月7日(水)午前10時半〜午後1時ごろ
場所：兎渡路の家(福島県いわき市平豊間兎渡路370-8)
参加費：1500円(ランチ代込み)
予約：要
連絡先：atarime.info@gmail.com
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