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投稿:2023.06.08

アタリメ情報9・瞑想の練習も 内なる自分と向き合う・6月のヨガイベント

福島県いわき市の障がい者サポート団体「ATARiME(アタリメ)」(代表は「はなのころ」と同じ)のヨガ交流イベントが6月7日、同市平豊間地区の兎渡路の家で開かれました。参加者は年齢層が高いため無理のないヨガをし、瞑想の練習をして内なる自分と向き合いました。

講師の藁谷さん(奥)

今回で3回目。視覚障がい者7人が参加しました。障がいの方への指導も慣れている地元のヨガインストラクター・藁谷弘子さん(Re.yoga Lotus=リ・ヨガ・ロータス)が講師を務めました。

今回はいすに座ってヨガ。ヨガ指導歴13年の講師は「長年教えていると生徒はどんどん上手になって段々と激しいヨガをやりたくなりますが、体は年を取っていきます」と指摘。例え10年続けて上手になっても、体は10年前と違って思い通りに動かなくなると説きました。その上で「上に上がるより、下に下がる方が勇気がいる。これをしないと心と体が悲鳴を上げてしまいます」と、体に無理をしていないか見過ごさないようくみ取ってほしいとアドバイスしました。

視覚障がいを持つ参加者は、講師から動きの説明を聞いてポーズ。いすに座りながら背筋を伸ばして呼吸を整え、お腹をへこませながら鼻からゆっくり息をはきます。手を組んで腕を天井に伸ばし、体を左右にゆっくりと倒す動きも。背骨の両脇に自律神経が通っていると講師から説明を受け、安眠の効果があるという、背骨を曲げたり伸ばしたりねじったりする動きをしました。

そのほか、肩の上げ下げや、背もたれにダランと寄り掛かってリラックス。静まり返り、講師から瞑想するアドバイスを受けます。潜在意識を顕在意識に上げる練習で、社会復帰プログラムにも採用されているといいます。集中して内なる自分と向き合いました。

ランチの交流では参加者が一人一人、50年前の思い出を語り合いました。甘酸っぱい青春時代や子育て、仕事などの話題が出て盛り上がりました。

※ヨガ交流イベント事業はいわき市の「まち・未来創造支援事業補助金」の交付を受けて実施しています。

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ご興味ある方はご連絡ください。
日時:2023年7月5日(水)午前10時半〜午後1時ごろ
場所:兎渡路の家(福島県いわき市平豊間兎渡路370-8)
参加費:1500円(ランチ代込み)
予約:要
連絡先:atarime.info@gmail.com

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