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投稿:2024.07.23

487. 医療創生大で講義① | 看護学部1年生に活動や福祉についてお話

「はなのころ」の代表・西山将弘がこのほど、福島県いわき市の医療創生大の看護学部1年生の授業に招かれ、学生から質問を受けて活動や福祉について話しました。同大から2日間連続で招かれた授業のうちの1日目(2日目の授業>>>)。

初日の授業は7月16日に行われ、いわき市の医療・福祉に関する地域資源や現状を学ぶ内容。同市7地区ごとのチームに分かれて調査してきた1年生40人が、地元で活躍する行政、医療、福祉、子育て分野の関係者から考えや価値観を学びました。講師7人のうちの1人として西山も招かれました。

西山が担当したグループは「平地区に住んでいる高齢者と障がいのある方について知る」が目的で、学生7人が参加。西山は自己紹介、活動の概要を説明した後、学生一人一人から準備してきた質問を受けました。障がい者のために「私たちは何ができますか?」という質問では、西山は「障がいを知ること、触れ合う経験が大事」と回答。例として、暴力を振るってしまう認知症の方に初めて会うと「恐い」と思ってしまうが、認知症の病気を知ることで「不安になっているから暴力を振るってしまうんだ」と冷静に受け止め優しくできるとアドバイス。また、平地区内のある小学校と支援学校の交流授業の取り組みを紹介し、触れ合いの大切さを話しました。

学生からは「社会人になると高齢者や障がい者を知る環境が無くなるのではないか」と社会課題が提起されました。西山は「私が活動を通してできることは、障がい者の作品を展示することで地域の方々に障がいを考えるきっかけをつくること」と答えました。そのほか、高齢の介護職員が高齢者を介護する事態も出ている現状や人材不足で福祉事業所が閉鎖している課題なども共有しました。

<はなのころ関連>
医療創生大での授業②>>>
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