投稿:2025.04.28
630. 絵に笑える仕掛けや温かさ込める 星野よだか・35人目のはなのころメンバーに加入
絵に笑える仕掛けや温かさを込める星野よだかが35人目のはなのころメンバーに加入しました。交流ギャラリースペース「はなのころBASE(ベース)」(愛称・はなベー)のオープンの日に福祉関係者と訪れたのが星野よだか。その場にい合わせたメンバーらと好きという手芸の話で盛り上がり、笑顔を浮かべていました。孤独を抱えながら「私の絵を見てくれた人の心に、そっと、温かさを灯せますように」と願い、制作しています。
作家名の由来は、大好きな宮沢賢治の童話「よだかの星」。好きな星をモチーフにした絵を描き、作品に合わせた詩も綴ります。時に、同じく生きにくさを抱える人に「ふふっ」と笑ってほしいとユーモアを作品に織り交ぜることも。夢は「こころの痛みや、生きづらさを抱えたひとの居場所をつくるお手伝いをすること」。
星野よだかプロフィール>>>
<主な作品>

タイトル:星の子
詩:「最近は星と闇夜を描いてばかりいました。誰のなににもなれないわたしは、いつか誰かの星になれるのだろうか。わたしの中にも星はあるのだろうか。遠くの、輝くものをねだってばかりだけれど、他と違くたって、すてきな星はあるんだよ。みんな違う色やかたちだけど、一粒ずつきれいですてきないのち。」
画材:コピックマルチライナー0.03(ブラック、セピア)、水彩絵の具、スケッチブック、布(背景の金の部分)
感想:ほしこちゃんのまわりに、たくさんの星をちりばめました。ひかりにかざすときらきらします。それぞれが、ちがう色、かたち、おおきさで、わたしたち人間と同じです。星と星の間の線は、遠くから見ると夜の闇のようですが、実は、1本1本が繋がっています。1人に感じるときも、決して独り(孤独)ではなくて、気づけていないだけで、世界との繋がりはそこらじゅうに広がっています。闇夜を彷徨うような日々でも、いつかきっと、同じ痛みや孤独を知っているひとと出逢える。そう願っています。
タイトル:マイフェイバリットシングス
画材:水彩絵の具、アクリルガナッシュ、スケッチブック
感想:すきなものは特別なので、
金色をふんだんに使って描いてみました。

タイトル:ぎょうざくん
画材:コピックマルチライナー0.03(ブラック)、コピックスケッチ、コピックチャオ、スケッチブック
感想:「ぎょうざが、喋ることができたら、食べられるときになんて言うかな?」と考えながら描きました。すべての食べものには、いのちがあると思うので、たいせつに食べたいですね。

タイトル:なみだは星 星の海
画材:コピックマルチライナー0.03セピア、マニキュア、トレーシングペーパー、布(背景)
感想:わたしたちの流してきた涙が、星のようにきれいだといいなという思いで描きました。
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