768. 開催報告|第3回「はなワーク」・「絵を描くために紙を選ぶ」
交流ギャラリースペース「はなのころBASE(ベース)」(愛称・はなベー)での定例ワークショップイベント「はなワーク」の第3回がこのほど開かれました。テーマは「絵を描くために紙を選ぶ」。参加者は13枚の紙に実際に触れて違いを体感。みんなで楽しく感想を共有し合い、表現の幅を広げました。

1月31日に実施。紙の感触や描き具合、色の出具合などを楽しみながら表現の幅を広げてほしいと交流イベントが企画されました。はなのころサポーターが案内役を務め、障がいの方や親子ら合わせて8人が参加しました。

用意された紙はドローイングペーパー、スケッチブック、画用紙特厚口(中性紙)、ワトソン、ホワイトワトソン、ストーンヘンジアクア(細目)、同(荒目)、ランプライト、メディウス(墨絵用)、永楽箋、半紙、障子紙、100円ショップの画用紙の計13種。

参加者はそれぞれ順番に紙に触れて、指先で肌触りの感触を体感。1人1人お気に入りの紙を発表し「ほんわかの絵を描きたいからこの紙がいい」「すべすべが好きだから。どうインクが乗るか知りたい」「気持ちいい。ざらざらもなくツルンとしてずっと触っていたいと思った」「ザラザラしているけど描いてみたい」「自分の手に馴染んでいる」など感想を共有しました。

早速、絵の具や墨で筆入れ。それぞれの紙に線を引いて、筆先から感じる感触や色を楽しみます。青色のグラデーションを描いて濃淡を確認する人も。「この紙がすごいきれいに色が映える」「この紙は乾燥するのが遅い」と感想。水墨画のように巧みに風景を描いた方に、みんな「すごい」「上手」と驚きの声も出て、絵画を楽しんでいました。

参加者は紙ごとに特徴をメモ。最後に感想を発表しました。「色んな紙で描いたら違いが分かった。いい紙は描きやすさが違う」「ワトソンが一番良かった」「お店で紙を選ぶ時、これまで試し描きができなかったので、今日は違いが感じられて良かった」「紙の種類がたくさんあるのが分かった。みんなと楽しめてまた参加したい」「こんなに紙の種類があると分かって驚いた。筆の運び具合がどれも違った」「すーっと描けて和風感を出せる紙があった」「紙のことまだまだ知らないことがある。でも少しでも勉強しようと思った」といった声が出ました。

案内役は「これからも描き続けてください」と、この日使ったそれぞれの紙の特徴のメモを渡し、表現力の向上に期待を寄せていました。
