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投稿：2023.07.05

312. コラボアートに挑戦 with MANAさん(札幌市)3・一匡の「篆文・甲骨文字・金文」

はなのころのメンバーがアーティストのMANAさん(札幌市・プロフィールは記事末尾)とコラボレーションした第3弾の作品が完成しました。今回はMANAさんが正方形サイズに描いた幾何学模様に、一匡(いっきょう)が「篆文・甲骨文字・金文」で文字を書きました。この作品は7月6日から福島県いわき市のサンドウィッチカフェ「Pique＋Nique(ピッケニッケ)」(いわき芸術文化交流館「アリオス」内)で展示します(＊アリオス展示準備の紹介記事＊)。

MANAさんが描いた下絵

一匡とのコラボ作品は前回の「般若心経」に続き2作目。前回は一匡が書いた写経をMANAさんがデザインしましたが、今回はMANAさんから幾何学模様のデザインを受けて一匡が文字を書きました。

MANAさんは20センチ四方の台紙に、「ロ」の字に囲むように7つの線模様を描きました。ギザギザやデコボコの線模様が内側を向いて、ずっと見ていると吸い込まれそうな感覚に。この空いたスペースに一匡が文字をしたためました。「自然を考えた」といい鳥や魚にまつわる文字、生活に大切な食・衣・水の文字など、インスピレーションで浮かんだ文字を書いています。中央の文字は「龍」を金文で仕上げました。

MANAさんは「一匡さんが素敵な想いを込めながら作品に描き加えていただき嬉しいです。2人分のエネルギーを込めるとやはり絵がパワーアップしたように感じます✨」と感想。一匡は「久しぶりに甲骨文字と金文をいっぱい書いたので楽しかったです」と振り返りました。

【記載した主な文字】
<篆文>
散・井・亥・(假,假)・(伝・傳)・(光・灮)・(兎・兔)・兵・(円・圓)・再・冥・凍・凡・(画・畫)・初・列・剎・(剣・劍)・幼・勿・北・鳩・鳴・鳳・鳥・鴨・鵝・鴻・鶯・鲔・鮫・鮮・鱼・鲤・鲸・鲵・(鯛・鯛)・鳏

<甲骨文字>
畋・我・戊・承・才・土・圃・堇・壬・夕・大・夫・女・好・学・季・宅・.(対・對)・少・(单・單)・尤・尹・川・巫・己・巾・(帝・帝)・年・幸・幽・庚・弓・彭・行・(従・從)・復・有・(服・服)・未・束・東・止

<金文>
段・(毎・每)・毛・民・氷・泳・沮・炎・烏・熏・父・牲・犬・狐・玆・疑・疾・白・皆・皮・皿・盟・盱・睽・矢・龍

<MANAさんのプロフィール>
1993年、北海道札幌市出身。専門学校でデザインを学ぶ。その後保育士資格を取得し、現在は児童福祉関係の仕事に携わる。アーティストの夢を捨てきれず、2023年1月から再びペンを握ってアート活動を開始。思いを込めながら集中してペンを走らせ、独自の幾何学的模様を描きます。夢は「たくさんの人に勇気や希望を届けられるようなアーティストになる」。インスタグラムはhttps://www.instagram.com/mana.art_creation.jp/

<MANAさんとのコラボ作品>
＊＊＊コラボレーションのいきさつ＊＊＊
1. 一匡の般若心経
2. 碧の虎

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