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投稿:2022.09.15

195. 一匡(いっきょう)、写経作品を初展示へ・10月8日、龍雲寺(福島県いわき市)の写経会

古代文字で写経するはなのころメンバー・一匡(いっきょう)が10月8日、「龍雲寺」(福島県いわき市)での坐禅・写経会で初めて作品を展示します。これまで公開する場所がなく、いつも保存されたままだった作品がついに日の目を見ます。偶然にも来月の写経会には徳島県の歴史的な禅寺の住職も訪れるタイミングで、10年書き溜めた写経の力作を披露する予定。一匡はこのほど、同寺をあいさつで訪れて作品を披露すると驚嘆され、本番に向けて心を弾ませていました。

***一匡プロフィール***

写経作品を紹介する一匡(右)

一匡は東日本大震災が発災した2011年、犠牲者を悼み自身の心を鎮めるために独学で古代文字で写経を始めました。「青巻仏説法華経」に始まり、「仏説無量寿経」「金剛頂一切如来真実摂大乗現証大教王経」「薬師瑠璃光如来本願功徳経」「大仏頂如来密因修証了義諸菩薩万行首楞厳経」など、これまで数々の経典を古代文字で宗派を問わずに書き上げ(※記事末尾にこれまでに書いた写経歴一覧)、現在は「仏説海竜王経」を書いています。普段は写経したノートのコピーと製本した作品をトランクいっぱいに入れて持ち歩いていますが、これまで公に日の目を見ることはありませんでした。

「海外で作品を展示する」という一匡の夢を咲かせるべく、はなのころは写経作品を展示できる場所を求めていたところ、龍雲寺で定期的にヨガイベントを開く主宰者から今回の写経会を開く住職につないでいただいて実現。偶然にも、今回の写経会には徳島県海陽町にある四国最古の禅寺で知られる「城満寺」の住職・田村航也さんも訪れ、一匡が作品をお披露目する機会をいただきました。

一匡は9月11日、父親とはなのころ代表と一緒に龍雲寺を訪問。住職やヨガイベント主宰者らに自己紹介し、写経作品の数々を披露。「すごい」「想像より遥かに超えている」と驚嘆され「いつから書いているの?」など質問され「知り合えて嬉しい」と喜ばれました。当日は会場脇にテーブルを設置して作品を並べるのを確認。田村さんにも作品を見てもらってお話する機会もいただく予定です。父親は住職に「ありがとうございます」と展示の機会を感謝して喜び。一匡は本番に向け「多くの人々に見せるのがとても嬉しい」と意気込んでいます。

※一匡が書いてきた写経歴一覧

【一匡が初めて作品を展示する「坐禅・写経会」】
場所:龍雲寺(福島県いわき市好間町北好間上野107)
時間と内容:9時半〜10時半:写経、10時40分〜正午:法話、12時15分〜:昼食。食後自由解散
参加費:2500円(初参加者は写経用紙代650円別途要)。午後の部には城満寺住職・田村さんが講師を務める「般若心経」法話もあり、これにも参加する場合は別途2500円要。
定員:50人
申し込み予約:必要
申し込み先の龍雲寺:0246-36-2753
ホームページhttps://www.iwaki-ryuunji.com/

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