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投稿:2024.09.27

532. 開催報告|交流イベント「はなのころパーク」4回目・福島県いわき市

交流イベント「はなのころパーク」の4回目がこのほど福島県いわき市の中央台公民館で開かれました。初参加の一匡が作品発表したほか、前回参加者が描いた魚をスクリーンに映す上映などを行って交流しました。

 

「はなのころパーク」は今年6月から毎月1回開催しているイベント。障がいの有無関係なく楽しく交流しようと「はなのころ」が主催し、4回目の今回は9月22日に開きました。参加者は16人で、参加したはなのころメンバーはえむえむと一匡の2人でした。

今回の作品発表は3人が登壇。えむえむは新作の「別人」を初披露しました。初期の動物のペン画から風景のパステル画を経て今作に至るまでの変遷を作品で見せて説明しました。はなのころパーク初参加の一匡は、カラーペンで書き分けた色鮮やかな古代文字の写経をお披露目。古代文字で写経を始めた経緯も語り、参加者から「ペン1本でどのくらい書きますか?」という質問を受けたり、かつて「はなのころチャリティー作品展」で一匡の「古代文字お守り」を購入した参加者から「これで我が家が守られています」と感謝されたりしました。

精神障がいを持つ一般参加者も作品を紹介。1回目のはなのころパークに参加した時「次に発表したい」と言っていた方で、作品を発表するため会場に足を運んでくれました。画像生成のAIを使い、自身のイメージを言葉で入力して制作したデジタル絵画を発表。愛をテーマにした雲を背景に抱き合う男女や、花魁(おいらん)などの作品で、参加者はどうやって生成したのか興味津々で質問していました。

  

ワークショップでは、日本画家・小林工悦さんが案内役を担当。前回のはなのころパークで参加者が描いた魚の絵を画面上で泳がせる動画をスクリーンで上映しました。魚がスクリーン内を泳ぐと、描いた参加者は照れた感じで画面を見つめ拍手を受けました。その後、動物の絵を描くワークショップも。フリートークでは、これまで障がいの方とは無縁だった参加者が、障がいの子を持つ親御さんから話を聞いて理解を深める場面もありました。

 

来月下旬も開催予定で詳細が決まればまたご案内いたします。ご興味ある方はご参加ください。

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