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投稿:2026.07.03

866. 地域連携|重心児者デイ「かむ」の和紙で作品制作・玄太が絵を描く

当法人は福島県いわき市の多機能型重心児者デイサービス「かむ」に和紙の制作を依頼しています。ご利用者様が職員と一生懸命作った和紙で先月、はなのころメンバーの玄太が水彩画2点を描き上げ。和紙のにじみが海の雰囲気を感じさせ、ご利用者様と職員に披露するととても喜ばれました。作品はいわき市役所にレンタルして本庁舎1階に7月1日から3カ月間展示されています(詳細>>>)。玄太が多くの人に見てもらえるアートに仕上げ、展示を通して「かむ」が願うご利用者様の社会参加と幸せに繋げます。

「かむ」が制作した和紙

「かむ」の和紙に玄太が描いた作品「くらげ」

「かむ」の和紙に玄太が描いた作品「チンアナゴ」

「かむ」は2025年11月から紙すきに挑戦。支援学校や放課後等デイサービスでせっかく能力訓練されても卒業するとやる機会が無くなることに疑問を感じ、「預かるだけではなく、その人らしい役割を与えたい」という思いがきっかけでした。支援学校で紙すきを取り組んでいたご利用者様もいて、その能力で「社会に役立っている」と実感してほしいと紙すきが始まりました。

リハビリのスタッフが指導。材料は回収して再利用した牛乳パックです。紙制作のお話を聞いた今年2月、定期的に購入できないかとご提案。「かむ」ではリハビリだけでなく仕事として社会参加できるきっかけとなり、当法人はメンバーやイベントで使う画材として利用できます。

 

今春に購入した和紙で玄太が先月、第1弾となる水彩画2点を描きました。「くらげ」と「チンアナゴ」をモチーフに、愛らしく、優しいタッチで仕上げています。紙のにじみ具合が海中の雰囲気を醸し出し、青の濃淡を引き立てています。

 

完成作品を6月29日に「かむ」でお披露目すると、職員は驚きと喜びの声を上げて笑顔。ご利用者様にも披露して「皆さんが作ってくれた紙で描かれた絵です」とお伝えし、笑顔でみんなで記念撮影もしました。

 

紙すきをするこの日、ご利用者様は職員と一緒に作業。指先が動くご利用者様は薄くした牛乳パックを職員の補助を受けながら指でつまんでちぎって細かくします。別のご利用者様はすいた紙をタオルで挟み、水を吸い取るためローラーをかけます。仕上がった紙を乾かすため、職員と一緒にひなたに運んでいました。

 

「かむ」を運営する特定非営利活動法人ままはーとの理事長は「自分たちが作った和紙に絵を描いてもらえることで、社会とつながっていることを知ってほしい。また、重い障がいがあっても、誰かの笑顔や喜びにつながっていると感じてほしい」と喜んでいただきました。

「かむ」の和紙で描いた玄太の作品「くらげ」は7月1日から、いわき市役所1階のホールで展示されています。多くの市民にご覧いただけることで、作家や和紙を作るご利用者様の喜びにつながります。

<多機能型重心児者デイサービス「かむ」>
住所:福島県いわき市常磐西郷町銭田102-4
運営:NPO法人ままはーと(ホームページ>>>)

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