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投稿:2024.10.31

545. 開催報告|交流イベント「はなのころパーク」5回目・福島県いわき市

交流イベント「はなのころパーク」の5回目がこのほど福島県いわき市の中央台公民館で開かれました。初参加者が多く見られ、中には活動に興味を持って郡山市から訪れた方も。運営スタッフが少ない日でしたが、新たに手伝ってくださった方も現れ、パークを通して協力者も増えてきています。

 

障がいの有無関係なく楽しく交流できる場をめざす「はなのころパーク」は今年6月に始まり、節目となる5回目の今回は10月26日に開かれました。参加者は24人で、参加したはなのころメンバーはえむえむ一匡玄太の3人。初参加者は9人で、郡山市から来た夫婦はゆずゐのインスタグラムを見てはなのころの活動に興味を持って参加しました。

障がいの方が作品を発表するコーナーは5人が登壇。えむえむは今年も年末に開催予定の「はなのころチャリティー作品展」(2024年12月14〜22日、アートサロンいわき)に出展しようと準備している小品作品、一匡はいわきFCの全選手名を書いた古代文字、玄太はマスカットを描いた新作を含む絵画作品を、それぞれ発表しました。

 

外出が困難でこれまで参加が難しかった初の参加者は、メッセージを添えた植物画を披露。はなのころも出店した「スプリングフェスティバル」に勇気を振り絞って来場し周りから優しくしてもらった感動や、介護してくれている母親の優しさや自身の葛藤などを込めた言葉に、目に涙を浮かべる参加者も。勇気を持った発表と鮮やかな作品に、参加者から「上手」「感動した」との声も聞かれました。

 

郡山市から足を運んでくださった方も発表。ネコをモチーフに鮮やかに描いた絵を披露しました。花柄の洋服に身を包んだかわいらしい猫娘のキャンバス画や、星空を背景にリボンを付けたネコの絵などを紹介。参加者から「かわいい」の声も出て笑顔になり、発表後に大きな拍手を受けていました。

 

会場には参加者の制作作品を並べ、後半はフリートーク。ヒロくんが描くうさぎかかしのファンで出店するイベントに度々足を運んでくださっている親子も初めて参加していただき、他の参加者と和やかに会話していました。活動に興味を持って初めて参加いただいた精神保健福祉士も来場者とお話して雰囲気を感じ、お手伝いに前向きな考えをお話くださりました。郡山市からの参加者は、障がい作家も集まるような交流の場は地元には無いようで「また参加したい」と喜んでいただきました。参加者の中には、はなのころパークで刺激を受けて、作品を「福島県障がい者芸術作品展『きになる⇆ひょうげん2024』」に応募した方もいたと伝え聞きました。

この日は運営スタッフが少なかったのですが、これまで参加してくださった参加者がお手伝いくださり助かりました。パークイベントを通し、協力者が少しずつ増えています。この度は関係してくださった皆様、ありがとうございました。

来月下旬も開催予定で詳細が決まればまたご案内いたします。ご興味ある方はご参加ください。

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