
592. 開催報告|交流イベント「はなのころパーク」8回目・福島県いわき市
特定非営利活動法人はなのころは交流イベント「はなのころパーク」の8回目を、このほど福島県いわき市の市文化センターで開きました。だんだん増えている参加者数は過去最多の32人を記録し、年齢層も子どもからお年寄りまで幅広くなりました。毎回楽しみに参加するリピーターもおり、障がいの有無関係なく交流できる場に成長中。今回も障がいの方が作品を発表し、フリートークで和やかに会話に花を咲かせました。
「はなのころパーク」は去年6月に始まり、12月を除いて毎月1回開催してきました。第8回の今回は2月23日に開き、遠くは郡山市からの来場も含め参加者は過去最多の32人、うち初参加者は4人。はなのころメンバーはつばさ、くるん、ゆずゐ、玄太、一匡、茶々丸、ちゃ太郎、AYAの8人が遊びにきました。(前回の様子>>>)
作品発表は5人が登壇。前回の初発表から今回に向けて制作し挑んだ参加者は、フェルトで仕上げた花の絵画などを披露しました。1作品の制作時間を尋ねられたその参加者は「1日5、6時間作業して3日間」と答えると、会場からは驚きの声が上がっていました。
数々の作品のうち干物を描いた絵を披露したゆずゐは「なぜ描いたの?」という質問に「唐突に描きたいと思った」と答えると、会場から和んだような笑い。「皆さんが描く時に使う画材を教えてください」と、さらに表現の幅を広げようと助言も求めていました。
この日に向けて制作に挑んだ茶々丸はゴッホのようなタッチで描いたヒマワリのほか、「好き」という気持ちが伝わるネコを描いた作品を発表。作品にストーリー性を感じるという意見に「昔漫画も描いていた」と、その理由を答えました。今回初の発表者は「構想3年、制作3時間」と、昔の宇宙食を題材にした絵画を披露。「大売り出し」と描いた絵画では「タイトルは『非売品』です」と伝えると、そのユーモアに笑いも起こっていました。
作品発表したちゃ太郎は「他の人が明るい作品を描けてうらやましい」と自身の作品が暗いという悩みを吐露すると、司会から「詩の最後に明るいメッセージがあっていつも感動する」という感想を受けました。さらに以前犬のイラストを気に入ってもらった親子に再会して新作の犬の絵を披露すると、その親子から「ありがとうございます。これからも頑張ってください」とエールをもらい、笑顔を浮かべていました。
フリートークでは、来場者が展示された作品を鑑賞しながら作家に質問して交流。今回は作品発表しなかった参加者も、人形の衣装作品を持参して来場者に披露。「すごい」「かわいい」と喜ばれると、嬉しそうな表情を浮かべていました。
<はなのころパーク>
第7回目の記事>>>
第6回目の記事>>>
第5回目の記事>>>
第4回目の記事>>>
第3回目の記事>>>
第2回目の記事>>>
第1回目の記事>>>
パーク関連記事>>>