726. 開催報告|はなのころパーク16回目(福島県いわき市・中央台公民館)
障がいの有無に関わらず交流を楽しむ「はなのころパーク」の第16回がこのほど、福島県いわき市の中央台公民館で開かれました。今回は初参加者が7人も。3回目の参加で初めて登壇した自閉症の方が、考えてきた謎解き問題をみんなに出題して会場を盛り上げました。

毎月1回開いている今回の「はなのころパーク」は10月25日に開催。20人が来場し、うち初参加者は7人。はなのころの理事長が出演したラジオを聴いて初参加に繋がった方もいました。はなのころメンバーはえむえむ、一匡、ゆずゐ、AYAの4人が訪れました。(前回の様子>>>)


作品発表は3人が発表。謎解き問題を考えるのが好きな自閉症の方は今回初めて登壇して発表。前々回に初めて訪れ、前回は出題しようと問題を考えて参加したものの途中で疲れて退席、それでも考えてきた問題をスタッフが代わりに出題して会場が盛り上がりました。今回はついにみんなの前に立って自作の問題を出題。ホワイトボードに問題を書いて読み上げ、参加者は頭をフル回転。「分かった」と手を挙げて回答する参加者に「正解!」といい、会場から拍手。「面白い」「すごい」と歓声を受け、本人も嬉しそうな表情を浮かべていました。

えむえむは自作の詩を読み上げて発表しました。はなのころパークの参加者で制作する絵本プロジェクトの経過も報告。絵を描いた参加者の発表もありました。古代文字を書いて物語を表現した一匡は、古代文字に込めた独創的なメッセージを伝えていました。


ゆずゐは発案した「絵しりとり」のゲームを企画。ホワイトボードにしりとりのルールで順番に絵を描いていきます。何の絵かは口に出さず、最後まで分からないように進行。「牛丼」の絵を描いた参加者がいましたが、「ん」で終わるのでその絵を「銀シャリ」と解釈。みんなで絵を描いたり考えたりして、笑いも起こっていました。

その後はフリートーク。初参加者の中にはラジオを聴いて「障がい者福祉の分野にも関わりたい」と来場したベテラン看護師もいて、みんなの作品を見たり、障がい者と会話して交流を深めたりして雰囲気を感じていました。
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