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投稿:2025.12.31

746. 開催報告|第17回はなのころパーク

障がいの有無に関わらず交流を楽しむ「はなのころパーク」の第17回がこのほど、福島県いわき市の中央台公民館で開かれました。作品発表では課題を課して挑んだ散歩スケッチの作品を披露して成長を見せたり、他の発表者の作品を見て刺激を受けたり。自閉症のおいと来場したおばさんは、そのおいが人と会話しているのを初めて見たと驚く場面もありました。

 

毎月1回開いている今回の「はなのころパーク」は11月23日に開催。郡山市や富岡町からも含め21人が来場し、うち初参加者は3人。はなのころメンバーはえむえむアオハスバル茶々丸千鶴さとうゆうじの5人が参加しました。(前回の様子>>>)

 

作品発表では6人が登壇。こだわりが強過ぎて生きにくさを感じている発達障がいの方は、1回で描き上げるというルールを課した散歩スケッチで仕上げた風景画を披露。これまでは納得がいくまで完成になかなか至らなかったといいますが「ミスをミスと思わないようになり、失敗も味だと思えるようになった」と、成長を話しました。

 

アオハスバルは幻想的な魚やチョウの絵を発表。それら作品に対し千鶴は「ファンタジックな表現で、切り絵でも取り入れてみたいと思った」と刺激を受けていました。

 

前回ついに来場者を前に発表できた謎解きを考えるのが好きな自閉症の方は、今回も新たな問題を用意して登壇。お母さんと初参加のおばさんに見守られながら、会場を盛り上げました。フリートークの時間には、その自閉症の方とはなのころサポーターが会話を交わし、おばさんが「(その自閉症の方が)人と会話しているのを初めて見た」と驚いていました。

 

この日はお絵描きコーナーも用意。初参加のお子さんは黙々とペンを走らせ、他の参加者は談笑しながら思い思いに絵を描いていました。

 

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