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投稿:2026.09.07

907. 開催報告|交流イベント「第1回はなふたパーク」(8月29日・福島県富岡町)

障がいの有無に関わらずアートを通して交流を楽しむイベント「はなふたパーク」がこのほど、福島県富岡町のトータルサポートセンターとみおかで初めて開かれました。俊壽(としひさ・元 千鶴)がこれまでの歩みを講話し、浜通りの4人が作品を発表。来場者と偶然のいい出会いを果たした作家も。作品を通して互いに刺激し合っている場面もあり、双葉郡の初開催を飾りました。

講話した俊壽

はなふたパークはいわき市で定期開催している「はなのころパーク」をベースにした双葉郡初のイベント。これまで相双地区からいわき市に来場する参加者もおり「双葉郡でもこうしたイベントを開きたい」という声を受けて企画しました。会場は福祉的な地域交流を応援する「トータルサポートセンターとみおか」の協力を得て、8月29日に開かれました。

 

第1回ははなのころメンバーの玄太、俊壽、南月だるまの4人を含め34人が参加。会場に併設するカフェで食事していたお客も興味を示して来場してくれました。

 

講話では、「へラルボニー アートプライズ 2026」ファイナリストにも輝いた切り絵作家の俊壽がこれまでの歩みを講話。大人になってADHDと診断されてのショックやそれを受け入れるまでの葛藤のエピソードを披露。そのような中で切り絵に没頭し、自身の特性が創作活動に生かされている強みを感じ、コンテストにも積極的に応募。落選しても応募を繰り返したチャレンジを通し、結果よりも挑戦する意義の大切さも伝えました。来場者から「体調が悪い時は制作をどうしているか?」という質問に、俊壽は「調子が悪い時は制作から離れてリラックスする。その時にアイデアがわいてくるのでメモをしておき、調子が良くなった時にまた制作する」とアドバイスを送っていました。

 

作品の発表では4人が登壇しました。南月は40号のキャンバスに描いた大作のアクリル画「ニューロンと蜂」を披露し来場者を驚かせました。俊壽は龍やクジャクを描いた切り絵の数々を、だるまは草間彌生の似顔絵など、玄太は水彩画「クローバーとシロツメクサ」をそれぞれ発表しました。

 

数年前に楢葉町で作品を展示していた俊壽は、その時に作品を見て覚えていたという来場者と偶然の対面。来場者は本人に直接会えたことを喜び、俊壽も自身の作品を見ていた方がいたのを実感できて力になっていました。南月が俊壽の切り絵に触発されて羽を開いたクジャクの絵を描き始め、その様子を俊壽も見て喜び。玄太も即興で来場者の似顔絵を描いたりして交流しました。また来場者には魚やタコの絵を描くのが好きなお子さんもいて、発表者の作品を興味津々に鑑賞していました。

 

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