133. ざっくりと 21年度の振り返りと22年度計画・はなのころ
はなのころは先月4月で活動3年目に入りました。昨年度は幅広くプロジェクトを展開して種をまき、本年度はその中で芽を出して発展させた事業を柱に設定しました。来年の桜の季節にはこの芽が花を出せているよう、本年度もベストを尽くして参ります。
*昨年度の振り返り
↑昨年度掲げていた事業の4本柱
①グッズ販売
<主なトピック>
・「花シリーズ」「うさぎかかしシリーズ」を中心に商品を発表。ホームページ制作に予算を大幅に割いて商品開発費を抑えたため昨年度よりも生産ペースを落とした。これまで応援して購入していただいていたファンには申し訳ない1年だったと思っております。
・市内の作業所で作っている魅力的な雑貨の販売も去年10月から開始。現時点で1事業所しか紹介できず力不足が露呈。今後作業所の販路拡大のご協力ができるよう、出品事業所紹介や商品を増やしていきたい。
・オンライン販売のみならず、市内の協力店に商品を販売してもらった。実際に売れたケースも。
②アート教室
<主なトピック>
・コロナで中止もあったが、市内の障がい児施設で計4回隔月開催。
・参加者一人一人に毎回、自身の作品写真と講師コメントを添えたポートフォリオを配布。気になった表現や得意そうな表現を見つけようと努め、ポートフォリオでフィードバックした。
③マッチング(メンバーのスキルを個人・企業につなげるマッチング)
<主なトピック>
・ホームページを去年12月に制作した。メンバー一人一人を紹介して社会につなげる仕組みづくりに取り組む。
・第一弾マッチング派生事業として、デジタルデザインが好きなメンバーをデザイナーとした「デザイン事業」を今年4月に立ち上げ。去年12月から無料でデジタルデザインの依頼案件を受けて、スタートの準備を進めてきた。
④遠野和紙プロジェクト
<主なトピック>
・力及ばずで進展ならず。コラボできるくらいにもう少し「はなのころ」の総合力を付けられるよう、精進する所存。
<昨年度のざっくり総括>
昨年度に収益の柱をつくれなかったのが一番の誤算。それでもデジタルデザインが好きなメンバーの力を育てて、本年度につなげられたと思う。メンバーの体調を守り、実現可能なものから少しずつメンバーを夢に近づけたい。また、個性を発揮できるメンバー一人一人の「好き」「得意」をアピールできるホームページを作れ、本年度活動を飛躍させる土台はつくれた。
*本年度の事業柱
↑本年度の事業柱
①はなのころデザイン
<主なトピック>
・本年度4月から、デジタルデザインが好きなメンバーをデザイナーとした「デザイン事業」を本格的にスタート。
・デザイナーの得意な表現を見極めつつ、それを生かしたデザイン制作を実践的に取り組んでもらう。自分の制作物が社会で役立ったり、依頼者の喜びをフィードバックして、デザイナーのやりがいにもつなげたい。
・メンバーの体調管理などが鍵となり、依頼を受けても応えられるよう、同様のスキルを持つメンバーを増やすことも視野に入れる。
②グッズ制作販売
<主なトピック>
・去年よりもグッズを作りたい。
・どこかの企業と何か商品デザインでコラボしたい。
・オンラインだけでなくイベント出店で積極的に販売したい。
・魅力的な雑貨をつくる作業所の紹介を増やしたい。
③はなのころギャラリー
・本格的な絵を描くメンバーの作品を協力店で展示販売
・メンバーと協力店を探す
・多くの人に見てもらう場をつくることで、メンバーのやりがいにつなげる
・協力店の魅力づくりにも貢献
④マッチング
・メンバーを社会につなぐため、ホームページを発展させる
・マッチングさせて発展の可能性があれば事業化へ
・マッチングを機に事業化につなげてメンバーの持続可能な活躍の場をつくったり、独立希望するメンバーの支援をする
<本年度のざっくり目標>
NPO法人化させ、収益の柱をつくる。現状では実働スタッフ不足のためにこれ以上の発展は難しい。しっかりと役割ごとに組織化させ、活動に共感しその役割に合った人材の協力が今後の発展の鍵と考える。