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投稿:2024.06.26

478. 作品を発表し拍手 みんなで歓談|交流イベント「はなのころパーク」初開催

「はなのころ」は交流イベント「はなのころパーク」を福島県いわき市の中央台公民館でこのほど初めて開きました。はなのころメンバーが作品を発表して拍手を受けたほか、フリートークで来場者と交流。スランプで制作が止まっていたメンバーは来場者から力をもらい、後日新作を描き上げました

「作品を展示して終わり」ではなくさらに交流してほしい、活動に興味ある方に「はなのころ」の雰囲気を感じてほしいと考え、障がいの有無に関わらずみんなが「楽しい」と思える場をつくろうと「はなのころ」が6月23日に主催しました。

参加者ははなのころメンバーのつばさくるん鈴木祐哉えむえむゆずゐ爽mint(クールミント)、アオハスバルの7人を含め、精神・知的などの障がい者や福祉関係者ら計27人。そのうち障がい者は13人で、障がいの有無の人数割合はほぼ半々でした。会場には出席メンバーの作品や、はなのころアパレル「8756(はちななごーろく)」の試作品を展示しました。

プログラムは代表が活動紹介した後、つばさ、くるん、えむえむ、ゆずゐ、クールミント、アオハスバルが参加者を前に自身の作品を発表。その後、お茶を飲みながらフリートークで交流しました。

参加者の中には、くるんと同じ事業所に通う友達が発表の応援に駆け付けました。その友達は障がいの特性で初めての場所や初めての人に会うのが苦手ですが、数週間前から会場に通って場所に慣れる訓練を重ね来場しました。参加者からは「初めての場所が苦手な障がいの方もいると初めて知った。練習して来られるようになったのを知って感動した」と学びの声もありました。

また、「はなのころの作品展」(今年春・いわきアリオス2階のカフェ「ピッケニッケ」)で作品を見て「障がい者向けの絵画教室を教えてほしい」と連絡をいただいていた親子も足を運んでいただき、その後お子さんが教室に通って絵を描いているお話も聞けました。

作品発表で、「最近絵を描けていない」とスランプにおちいっていたえむえむは、パステル画とアクアマリンふくしまのペン画を解説を交えて紹介。参加者から拍手をもらい、後で「ペン画を買いたい」という声も受けました。後日、えむえむから新作を描き上げたという報告を受けました(その新作>>>)。

つばさは制作した靴下の編み物を披露すると会場から「おー」と歓声が上がりました。発表前に特性の過集中で休んでいたくるんは新作の人物イラストと、制作中という「ピッケニッケ」のドリンクのイラストをお披露目し、最後まで発表をやり切りました。ゆずゐは独自のスクラッチ技法で描いた絵を参加者に見せ、実際触ってもらって作品を楽しんでもらいました。

クールミントはデザインしたキーホルダーや折り紙作品を参加者に回して見てもらい、「素敵」という声をもらっていました。会場には「はなのころの作品展」でアオハスバルの絵を見て好きになったという参加者もおり、アオハスバルはその作品展で展示した絵を発表し、フリートークでは自分の“ファン”と交流を楽しんでいました。

閉会後、「あっという間で時間が短い」という意見も受けました。第2回の「はなのころパーク」は現在企画中で、来月7月下旬を予定。開催が決まり次第またご連絡いたします。

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