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投稿:2025.06.28

663. 開催報告|2年目を迎えた交流イベント「はなのころパーク」12回目(福島県いわき市)

交流イベント「はなのころパーク」の第12回がこのほど福島県いわき市の中央台公民館で開かれ、2年目に入りました。仲間がほしいと同県楢葉町から訪れた初参加者はハンドメイド作品を発表。パーク後に関係者を通して喜びの声のご報告を受けました。

 

障がいの有無に関わらず楽しく交流できる場をつくる「はなのころパーク」は去年6月に始まり、12月を除いて毎月1回開催してきました。今回は6月22日に開催。参加者数は郡山市、楢葉町からも含めた22人が来場し、うち初参加者は2人。はなのころメンバーは一匡真海(元ちゃ太郎)茶々丸AYAの4人が訪れました。(前回の様子>>>) 作品の発表は一匡、真海を含めた6人が登壇しました。

 

「自分やメンバーさんの障がいについて話したい。仲良くなりたい」と訪れた初参加者は、デコレーションしたヘアクリップやストラップ、カチューシャなどハンドメイド作品を披露。「作品を友達に渡して気に入って使ってくれるのが嬉しかった」と制作を始めたきっかけを話し「皆さんにご縁で会えたのが嬉しいです」と喜びも話していました。

その参加者と同伴した関係者からは、その参加者は徹夜して本番に挑んだといい、「興味を持ってもらえて嬉しかったと話していた」「できる限り参加するとも話していた」と、終了後にご報告をいただきました。

 

そのほか、宝塚のトップスターを絵の具で描いた参加者は「久しぶりに一気に描けた」と笑顔。これまでのパークで発表者の作品を見て意欲を高め「みんなのパワーを得て描けた」と感謝していました。茶々丸は「おいしかった」というアスパラやネコを描いた水彩色えんぴつの作品を紹介。「じっと見られてかわいかった」と牧場のヤギを水彩で描いた途中の作品も発表し、「12月の『はなのころチャリティー作品展』に出展する」と完成を目指していました。

 

他の参加者では当日不調になり参加が危ぶまれていましたが発表したいと来場し、百日草や水仙をあしらったフェルト作品を披露。この参加者の関係者が「見てもらえることで(この参加者が)楽しそうにして、ここでお友達もできた」と紹介しました。真海は作品とともに、感謝の手紙を読み上げ。家とデイサービス以外にはなのころパークとはなのころBASEに新たな居場所ができた喜び、手芸を教えてくれたつばさ、作品を見せてくれたゆずゐ玄太など仲間ができた幸せを語り、「個展を開いて両親に作品を見せたいという夢ができた」と話しました。

  

一匡は、はなのころアパレル「8756(ハチナナゴーロク)」のアイテムのデザイン用として、古代文字を書いた生地を発表。また好きなレースゲームの演出のように、虹色の大般若経をコースに飾ってカメラをつけたラジコンで走らせてみたい、という奇想天外なアイデアを話すと、会場から「面白そう」という声も出ていました。

  

初めて参加した薬剤師は、スマホで発表者の特徴をメモしながら熱心に聞いていました。フリートークの時間では、作家から説明を受けながら作品を鑑賞して交流を楽しみ「自分も絵を描きたくなった」と刺激を受けていた様子でした。

 

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