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投稿:2021.12.10

88. つばさコラム3・「意思表示」

つばさコラム3・「意思表示」

私は人と話すのが苦手です。
なぜなら人にどう思われているか、どう見られているかを考えてしまい怖くなってしまうからです。

私がこの体質になったのは、小学生の時のいじめが原因だと思います。
その頃の私は人の目が怖くて怖くてしょうがなかったのです。特に同級生だと今も緊張してしまいます。大人と話すのは上手な子だったので年上や目上の人、先生などに対してのみ抵抗感がなく話ができる子でした。

大人になった今も、アルバイト先の同僚の方々とどんな話をすればいいのかわかりません。
支援員さんとは普通に話せます。初対面の人ともうわべだけなら挨拶も出来ます。でも、長く一緒にいるようになる人や久しぶりに会う友達などとは何を話していいかわからず緊張してしまい、緊張が体に出てしまって約束を守れない事もありました。

そんな中、最近、一つ気づいたことがあります。
自分の事は自分が一番よくわかっていて、判断するのも自分であること。
それを聞いた相手がどんな思いになろうとも出来ない物は出来ないし、嫌なものは嫌。これはアルバイト先などでよく聞かれるので言えていました。でも逆にこれならできる、これは得意という事をなかなか伝えられずにいました。自分に自信がなかったですし、調子がいい時は相手にもわかるだろうと勝手に思い込んでいました。

でも調子がいい時も悪い時も他人は言わなきゃわからないのです。しかも、どこまでやれるか、やっていいかも自分にしかわかりません。
その意志表示は誰にどんな顔をされても意思表示した方がいいんですね。

先日、代表の西山さんとお話して、「『今なら元気があるから活動できるよ』と教えてね」と言われて気付きました。出来る時も意思表示が必要なのだと。
これからは今の私はここまで出来ます!と言う意思表示もしていきたいと思います。

※イラストはつばささんの近く発表予定の一部分

*つばさコラム*
①「これまで活動して思うこと」
②「私の障害と最近の近況」

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