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投稿:2025.05.03

633. 開催報告|交流イベント「はなのころパーク」節目の10回目(福島県いわき市)

交流イベント「はなのころパーク」がこのほど、福島県いわき市の市文化センターで開かれ、節目の10回目を迎えました。過去最多の来場者数33人を更新し、初参加者も目立ちました。恒例の作品発表ではホワイトボードに絵を描くのが好きな中学生、絵とともに詩を朗読したメンバー入り前だった星野よだか、富岡町から発表に訪れた切り絵作家の3人が初めて登壇。各々の発表が作家同士で刺激を与え合っていました。

  

はなのころパークは障がいの有無に関わらず楽しく交流できる場所をつくろうと去年6月から開催。節目の第10回を迎えた今回は4月27日に開かれました。参加者数は過去最多を更新し、郡山市、富岡町からも含めた33人が来場。そのうち初参加者は9人で、高校の探求の授業の研究のために来場した高校生の親子もいました。さらに同月の交流ギャラリースペース「はなのころBASE(ベース)」のオープニングセレモニーや見学の来場を機に「パーク」にも訪れたのが6人。参加したはなのころメンバーはつばさくるんえむえむ一匡ゆずゐ茶々丸AYAと、メンバー入り前の星野よだかの7人が参加しました。(前回の様子>>>)

  

今回の作品発表者は6人で、そのうち初の発表者は3人。先月の発表には間に合わず、この日を目標に作品を仕上げてきた発表者は、キューピー人形のコスプレ作品を持参。虫メガネで見るほどの細かく小さい絵が描かれた化粧まわし姿の人形を披露し、相撲好きの参加者も食いついて見入っていました。ホワイトボードにイラストを描くのが好きという中学生は、お母さんと一緒に登壇。これまでの作品を印刷した紙を準備して参加者に配ると、「かわいい」「生で見たい」という声も上がっていました。

  

星野よだかは星を題材にした絵を発表。作品の背景となる詩も朗読し、参加者から温かい拍手を受けました。富岡町から訪れた作家は、緻密で精巧な切り絵作品を発表。「制作時間は?」など質問を受け、「集中すると1日ずっと向き合っている」と答えて驚かせていました。そのほか、メンバーの一匡とゆずゐも最近の制作品を発表しました。

   

フリートークの時間には、参加者は展示された作品を鑑賞しながら作家と交流。作家同士は会話を楽しみながら、創作の刺激を受け合っていました。つばさは編み物のミニワークショップを開き、はなのころベースで今月6日に開く「手芸会」の練習の場にしていました。研究のために来場した高校生は「将来は特別支援学校の先生になりたい」と話し、当法人理事長に活動を始めたきっかけや取り組みなどを質問し、熱心にメモを取っていました。来場者は終了時間間際でも話が盛り上がり、楽しい時間を過ごしていました。

 

  

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