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投稿:2023.09.18

353. つばさコラム8・「今の生活はとても生きやすいです」

つばさがおよそ1年ぶりに8回目のコラムを書きました。タイトルは「今の生活はとても生きやすいです」。前回のコラムでは不安をのぞかせていましたが、今回は前向きに生活を送れている様子をつづっています。2020年4月に「一人暮らしして自立したい」という夢も持って「はなのころ」に加入したつばさは、実現に一歩一歩前進しています。画像はつばさの新作。

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2022年12月17日から一人暮らしを始めることができました。
hananokoroの代表、西山さんから居宅支援事業所を紹介されたのがきっかけで、一人暮らしに踏み切ることができました。

それ以前はどうにも体調が悪く、朝は起きられず、事業所にも行けず、やる気もなく、とても停滞している苦しい感じがありました。

2022年11月。一人暮らしの物件を探すと同時に就労支援事業所を変えました。その事業所は在宅で仕事ができる事業所でした。
現在もお世話になっているその事業所は、2週間に1回職員さんが利用者さんの家に訪問するか、利用者自身が通所すれば良いです。もちろん毎日通所してもいいですし、職員さんが訪問すれば家から出なくていいのです。

それに加えて、一人暮らしの物件が決まりました。

一人暮らしは大学時代にしていましたが、その時は親に家賃や生活費を払ってもらっての一人暮らしだったので、家賃や光熱費、食費など自分ですべて管理しなければいけない一人暮らしは初めてでした。初めは緊張してくつろげませんでしたし、障碍者年金だけで一人暮らしができるのか?不安でした。

しかし、不安とは裏腹にこの9ヵ月、体調を崩したこともありましたが、すべてが自分のペースで生きることができています。

まず、毎日外に出なくてよいということ。私は着替えをすることとお風呂に入ることが苦手です。でも外に出ないで仕事ができるということは、人と会わなくていいということ。事業所への連絡はLINEなので話をすることもしなくていいのです。これが、調子が悪いときはとても楽です。朝起きて、着替えなくても仕事ができる。これがすごく楽でプレッシャーがないのです。

そのおかげか、朝起きる時間が早くなってきました。現在は13時から15時までしか働けていませんが、体調がいいときは11時からお仕事を開始させてもらっています。

一人暮らしも問題点はあるものの、楽です。
現在月に2回は車で40分の実家に帰っていますが、長いときは3週間くらい帰らなかったこともあります。
部屋にいるときの方が楽なんです。

問題点は掃除がと整理整頓が苦手なこと。
でも、その中でも自分なりにルールができました。食器は溜めないでこまめに洗うこと。ゴミの日にはちゃんとごみをまとめて出すこと。洗濯物もため過ぎないこと。お風呂は入ったら熱湯で壁や床を流すこと。

そして一番大切なのが、体調が悪いときは何もしないこと。1日寝ていてOK。ご飯もカップ麺やすぐ食べれるものを用意しておいてそれで済ませる。お風呂も無理に入らない。

そんな生活を続けていたら、最近、とても調子がいいのです。今年は夏バテもしませんでしたし、月に1回くらいが限界だと思っていたhananokoroのイベント参加も3日連続でこなせてしまったり。さすがにその後は疲れましたが、大きく体調を崩すことはなく、乗り切れてしまいました。これには自分でもびっくりしました。

やる気も出てきていて、趣味の編み物や作品制作に意欲的になっていると思います。
正直、やりたいことが多くて時間が足りないくらいです。

これが自分に合った生活なんだなと思います。

次の目標はこの生活を続けて、体調を安定させることです。
そして、在宅ワークで生計を立てられるようになりたいです。

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<つばさコラム>
7.「あの頃に戻れなくても、近づければいいなと思う
6.「お休みの期間中にやっていた事
5.「私が仕事を辞めた理由
4.「2021年の活動を振り返って
3.「意思表示
2.「私の障害と最近の近況
1.「これまで活動して思うこと

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