399. 力作出展 メンバーが作品を紹介・「ART BASE しかく」オープニングイベント(福島県いわき市)
はなのころは来月1月6日まで、福島県いわき市の障がい者支援事業所「ソーシャルスクエア上荒川店」で作品を展示しています。同店が進める美術館プロジェクト「ART BASE しかく」の取り組みで、今月9日にはオープニングイベントが開催され、出展メンバーが作品を紹介して来場者と交流しました。
イベントは「ソーシャルスクエア上荒川店」が進める、同店内を美術館として演出し市民に開放しようという住民参加型プロジェクト「ART BASE しかく」の一環。気軽に足を運んでもらえる居場所をつくろうと、同店が今年2月から市民と意見交換しながら準備を進めてきました。「はなのころ」メンバーの作品を展示してほしいとご依頼を受け、今回の第1弾イベントが企画されました。
出展したのはつばさ、ヒロくん、櫻井智美、えむえむ、一匡、ゆずゐ、玄太、アオハスバル、小野広美、櫻林健志、青山颯、聡美の12人。絵画・ぬり絵11点、造形作品6点を展示しています。オープニングイベントにはつばさ、えむえむ、一匡、ゆずゐ、玄太、青山颯の6人が参加しました。一角には「はなのころショップ」を出店しグッズの販売も。イベントには約80人が来場しました。
セレモニーではソーシャルスクエア職員が「ART BASE しかく」の経緯や概要、ロゴを説明。はなのころの代表は活動を紹介し、生活面や体調を整えようと今回出展できなかったメンバーも含め、勇気を持って出展したメンバーの頑張りをたたえてほしいと呼び掛けました。その後、来場したメンバー一人一人が自己紹介してあいさつ。マーブルアートで彩った手作りのテープをみんなでちぎってテープカットして祝いました。
作品を囲んでの対話の時間ではメンバーが来場者に向かって解説。みんなで作品を鑑賞しながら気になった点やすごい点など感想を共有しました。ゆずゐは色の出ないボールペンでスクラッチさせた作品を披露し、触っても楽しめると紹介。えむえむはパステルで描いた絵の工夫を、一匡は書いた写経や文字を、つばさは編み物とコラボした作品をそれぞれ解説しました。スクラッチしていたらゾウの肌のように思えたからゾウを描いたというゆずゐの作品紹介を受け、来場者は偶然作品が生まれた創作のきっかけに驚いていました。
イベントでは感情表現ワークショップ「だるまさんが◯◯」(講師:もりマルSTORE)や、オリジナルTシャツ作りも行われました。
今月15日からはアートサロンいわき(福島県いわき市)で「はなのころチャリティー展」が開催されます。
<「ART BASE しかく」でのはなのころ展示>
会期:2023年12月9日(土)〜翌1月6日
営業時間:8時半〜17時半
週末の開放:12月16日、1月6日
場所:ソーシャルスクエア上荒川店(福島県いわき市平上荒川桜町1-1 ALATANA)
お問い合わせ:070-3349-6785
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