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投稿:2023.12.15

402. はなのころチャリティー作品展が開幕・昨年に続き2回目(福島県いわき市)

はなのころメンバーと福島県いわき市内のアーティストが一堂に会する「はなのころチャリティー展〜春待つ」が15日、同市のアートサロンいわきで開幕しました。盛況だった昨年に続く2回目の今回は、はなのころメンバー16人の代表作や今年の集大成となる力作が会場を彩ります。出展賛同いただいた作家31人の小品作品も並び、売り上げの一部を善意で寄せていただきます。初日は悪天候ながら多くの方にご来場いただき、来場していたえむえむは小品作品が売れて購入者に感謝して喜んでいました。21日まで。

  

今年出展したはなのころメンバーはつばさヒロくん櫻井智美えむえむ一匡ゆずゐサニー玄太アオハスバル小野広美niwa櫻林健志青山颯聡美、はなのころ体験生「ふゆもえメンバー」の來宮りこ。油絵、水彩画、アクリル画、造形作品、ペン画、デジタルイラスト、パステル画、古代文字の写経、色えんぴつ画、フラワーアレンジメント、ぬり絵、合わせて約60点を展示しました。

 

つばさは手編みの桜の花びらとデジタルイラストを掛け合わせた作品、ヒロくんはうさぎかかしのペン画、櫻井智美はポコラート全国公募で入選した油絵、えむえむは小品絵画と写真の作品を飾っています。一匡は和紙を貼った「千手千眼観世音菩薩大悲心陀羅尼(せんじゅせんげんかんぜおんぼさつだいひしんだらに)」の写経巻き物、ゆずゐは猫や魚をテーマに色鮮やかに描いた色えんぴつ画、碧は心の葛藤を表現したデジタルアート作品を出展しています。

  

サニーは資格取得後の初作品となるバスケットのフラワーアレンジメント、玄太は愛らしいキャラクターの作品や受賞した代表作が並ぶ造形、アオハスバルは50号のキャンバスにサーカスの物語を描いた代表作のアクリル画、小野広美は漢字とイラストを描いたかわいい作品、niwaはメランコリックな世界を醸し出すデジタル作品を飾っています。

  

櫻林健志は受賞作を含めたアジサイ、ユズ、ナンテン、三つ葉など植物をテーマにした水彩画、青山颯は独特の筆使いで温かみを感じさせる水彩画、聡美はアーティストsaoriさん(東京都)とコラボしたぬり絵作品、來宮りこはクリスマスシーズンに合わせた擬人化したトナカイのデジタル作品を発表しています。

  

出展に賛同いただいた作家は31人。絵画、鉄の彫刻、手芸、日本画、木工、陶芸、切り絵、押し花など多彩な作品が、小物を含めて約600点そろいました。出展賛同作家の中には、去年の「はなのころチャリティー展」で初めて作品を展示販売して完売したのを弾みに、その後市民美術展覧会、県総合美術展覧会に出展し、東京の展示会から誘いも受けるまでに活動が広がった方もいらっしゃいました。初出展の方も多く、今年も力作がそろっています。

初日はえむえむ、一匡、青山颯が来場。えむえむは自身の作品が売れると「どこが良かったですか?」と購入者に尋ねて交流し、感謝して喜んでいました。青山颯は来場した時に報道記者が取材に訪れているところで、えむえむと一緒に写真撮影に応じて記念になっていました。

<今年の賛同作家(五十音順・敬称略)>
会田光子(絵画) 、新谷窯(陶芸)、安斉重夫(鉄の彫刻)、安斉タツ子(詩画)、石川貞治(絵画)、遠藤博子(手芸)、大塚桂子(アロマミスト)、大平小百合(布小物)、草野輝美(アクセサリー)、小林工悦(日本画)、齋藤博英(絵画)、坂内宏年(動物木工)、坂内ゆき子(着物リメイク)、佐藤界(陶芸)、鈴木儀一(絵画)、髙木待子(羊毛フェルト)、高羽博樹(切り絵)、高羽美智子(押し花)、高山恵美子(アクセサリー)、粒来重人(絵画)、鶴見真佐子(絵画)、箱崎りえ(陶芸)、幡野ゆり(龍画)、濱田正弘(水彩)、堀池郁子(ステンドグラス)、水野和江(小物アクセサリー)、宮本桂子(パッチワーク)、矢野孝子(絵画)、横須賀政雄(陶芸)、吉田弘伸(水彩画)ほか

【第2回はなのころチャリティー展〜春待つ】

会期:2023年12月15日(金)〜21日(木)・休館日無し
時間:10〜16時半(最終日は15時閉館)
会場:アートサロンいわき(福島県いわき市中央台飯野2丁目25-6)

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